ちょこざい堂トリオ

紺野家＆関係者達

変態とその仲間（？）

紺野　風興 （こんの　かざおき）

五年前に弟の水興に全てを任せて家出し、現在は小さな駄菓子屋を営む青年。 人の悲しみを吸い取り、それを水飴（のようなもの）に変える力を持つ。 自由奔放で明るい性格。自信家。無敵そうに見えるが父親とは合わないらしい。 水興との「約束」を実はしっかり覚えていて、謎の「紅白のお箸」を彼に贈った（そして拒否られた）。 自分をイケメンだと思っている。

鈴ノ女 （すずのめ）

謎多き双子の姉。人間ではない。一見大和撫子だがツッコミになると口が超絶悪くなる。 風興の所有物に関する付喪神かもしれないらしい。何か念じたら具現化とかも出来るっぽい。 弦之男とは番（つがい）で、双子とも運命の男女ともとれる（恵美坂・談）が本人は嫌がっている。 お煎餅とおかきが好き。 風興をイケメンだと思っている。

弦之男 （つるのお）

鈴ノ女の双子の弟。人間ではない。無表情で淡々とした性格で何故かよく寝る。 料理をするのが大好きだが、致命的に不器用なため食べられる物を作った事が無い。 鈴ノ女と番（つがい）であると聞き、彼女を「嫁に貰ってやる」と言ったが本気かどうかは謎。 湖々子とは鈴ノ女を巡る？ライバルで、その時だけは感情をむき出しにして表情も豹変する。 風興を池麺だと思っている。

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紺野　水興 （こんの　みずおき）

掃除・洗濯を進んでこなし、料理上手で剣の腕もたつ優秀な男子。本作品一の常識人。 全然似ていないが風興の弟。自分が幼い頃、「約束」をやぶって家出した風興を許せないでいる。 人の喜びを記憶ごと吸い取ってしまうという、兄と正反対の悲しい力を持つ。 最近周りに変な人が増え続けているため、更に苦労が増えそうである。

尺土　蘭丸 （しゃくど　らんまる）

突然現れて紺野家（の屋根）に住みついた、時代遅れ且つ全く忍んでない忍者の男の子。 実は彼の初登場はWEBではなくオフ本で、風興や双子とは顔見知り。（「死にたがりシノビズム」） 死に場所を求めて彷徨っていたところ偶然彼等と出会ったらしい。 初めて出来た友達・水興を大切に思っており、彼を困らせる風興に堂々ケンカを売った。

利休さん （りきゅうさん）

風興・水興が剣を教わった道場の師範。色んな意味でめちゃくちゃ強い。 紺野家の父とは幼馴染。甘いものが大好きで、ちょっと乙女入った妙なおじさん。 風興のことを「ダサ興」と呼ぶ。 強過ぎるがゆえに色んな方面から命を狙われているらしいが、多分性格に問題があると思うんだ。

紺野兄弟の父 （こんのきょうだいのちち）／ 陽さん （はるさん）

風興・水興の父親。顔が恐い。鼻がやたら利く。あの風興が本気で恐れる唯一の人物。 しかし嫁と利休とトリオになると三人の中で最弱だということが判明した。 いいのかこんな見かけ倒しで。 利休とは幼馴染の関係にあり、利休は彼を「陽（はる）さん」と呼ぶ。なので、多分っていうか名前は「紺野 陽興（はるおき）」。 風興の髪色は父親譲り。

紺野兄弟の母 （こんのきょうだいのはは）／ お宵（およい）

風興・水興の母親。陽興が大好き。身体が少々弱い。 優しそうで可憐な外見だが、吐血しながら恐ろしい形相で呪いの言葉を浴びせるというスピリチュアルアタックをかます。でも利休には効果が無さそう。 女中・わらびからは「ラスボス」と称されている。 「お宵ちゃん」と呼ばれているので、多分っていうか名前は「紺野 宵（よい）」。 水興の髪色は母親譲り。

石切　わらび （いしきり　わらび）

紺野家で働く『闘う女中』さん。竹ぼうきを使って闘う。料理上手っぽい。 風興が家を出る前から紺野家に奉公に来ており、家の事情にはかなり詳しい。 水興を苦しめている元凶・風興に激しい敵対心を抱く。 妹のわさびを溺愛している。

石切　わさび （いしきり　わさび）

紺野家で働く『闘う女中』さん其の二。わらびの妹。木製の塵取りを使って闘う。 見た目のインパクトが凄まじいが、力もスピードも常人のそれを上回る。闘いの前に「準備運動」と称して雄叫びをあげる事も。…女の子だけど。 「人外」である鈴ノ女・弦之男を羨んでいたが、彼女も充分「人外」の域だと思う。

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恵美坂　小次郎 （えみさか　こじろう）

鬱蒼とした小さな神社を一人で守る神主。変態。家族とは死別。ヘンテコな式神を使う。 人が着ていた服を好む変わった性格。あだ名は「エコロジー」（風興命名）。今は境内で拾った古いフロックコートを身に着けているが、神事の際は一応装束に着替えるようだ。 風興を凡人だと思っている。

古市　湖々子 （ふるいち　こここ）

恵美坂の神社にほぼ毎日参拝（というより遊び）に来る常連さん。 お嬢様口調でちょっとおませな女の子。風興の能力を「呪われた力」と呼ぶ。 その場には他に男が４人もいたのに、何故か分からんが紅一点の鈴ノ女に惚れた。 現在鈴ノ女への愛情が変な方向に暴走中。弦之男とは鈴ノ女を巡る宿命のライバルである。

布忍　安兵衛 （ぬのせ　やすべえ）

以前風興の力によって元気になった、見た目の割に渋い名前の少年。 おとなしくてちょっぴり泣き虫。そんな彼に幼い頃の水興を重ねた風興から「ミニ興」と呼ばれる。 湖々子と仲良しらしく、二人一緒に恵美坂の神社へほぼ毎日遊びに来る。 二人の変態（※恵美坂と湖々子）に振り回される不憫な男の子。

曼陀無 （まんだむ）

恵美坂の式神その一。超弱そうなお調子者。 ドクロの瞳がチャームポイント☆ 武器？の煙管で「式神奥義」とやらを使うが、ただ相手をモコモコの煙で包むだけ。結果、その攻撃を受けた風興には何の害も無く、恵美坂から「お仕置き」されただけだった。

チャーリー （ちゃーりー）

恵美坂の式神その二で、英吉利（イギリス）国籍。なんでやねん。 イギリス人（？）なので英語でしゃべるっぽいが、基本的には無口。 身体の大きさを自在に変え、扉ぐらいなら破壊できる力を持っている。曼陀無より遥かに役に立つ。

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